「先生、眼から血が・・・」

「先生、眼から血が・・・」
と来院された6才のトイプーの女の仔。
みると、飼い主様がこの仔の右眼を
赤くなったハンカチで押さえている。

同居犬のダックスと派手にケンカし
気づいたら、このようになっていたと
飼い主様も興奮気味に話された。

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診ると右眼下眼瞼が裂けていた。
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「これは、すぐにオペしないと・・・。」
飼い主様に状況を説明し、オペの
同意を得た。

全身麻酔のもと、オペを始めた。
細い糸で裂けた端と端を縫う。
メスできれいに切れた傷と違い
犬の咬傷による裂傷なので
ギザギザした端と端は
なかなか合いづらい。

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細かなオペであったが、無事終了した。
10日から14日ほどエリザベスカラーを
装着して、傷の治癒経過をみていきたい。

午後の診療中の出来事であったため
途中で診療を中断してのオペとなりました。
この間の外来の方には、ご協力いただき
ありがとうございました。

最も多忙な4月も無事終了し、明日から5月。
新緑の季節ですね。
GWはリフレッシュウィークのつもりで
気分転換を計りたいと思っています。
尚、診療はカレンダー通りとなります。
宜しくお願いいたします。
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