「昨日から元気、食欲がありません」
と来院された白猫のミミちゃん。
「年ですかね~。」と飼い主様。
確かにミミちゃんは高齢で、
なんともうすぐ24才。
当院の最高齢です。
診察を始めた。
聴診器で胸部を聴診すると、「!!!」
「ザーザー」と病的な呼吸音。
咳はないということであったが、
レントゲンで確認してみると、
明らかな肺炎所見を認めた。
点滴と長期持続型抗生物質を投与した。
数日後、注射翌日から食欲が改善した
と来院された。
胸部の呼吸音もだいぶ改善され、
顔つきも良くなっていた。
肺炎を乗り越え、当院の長寿記録を
ますます更新していってほしいと
願う次第です。
肺炎になってしまった原因は不明ですが
そこはやはり高齢による免疫力の低下や
この時期の寒暖の激しい変化なども関係
していると思います。
いずれにしても普段と様子が変わったら、
長く様子を見ず、早め早めに受診されることが
より重要に思います。
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