高齢動物増加に伴い、
この度甲状腺ホルモンや
副腎ホルモンを測定する機械を
新たに購入致しました。
【左がホルモン測定機器、右が肝臓、腎臓、膵臓、血糖値などの
生化学機器】
近年猫の甲状腺機能亢進症や
犬の甲状腺機能低下症、
クッシングなど副腎ホルモンの病気など
高齢動物に多く見られる病気の増加が
大変多くみられるようになりました。
今までこれらのホルモン検査は
検査センターに依頼し、結果まで1~2日
要しておりましたが、院内検査により
測定後、1項目約10分という短時間で
結果が出せるようになりました。
採血後、待合室にてしばらくお待ちいただけば
結果の説明が即日可能となりました。
院内検査の充実により、よりスピーディーな
診断、治療へと進むことができ、受診された
動物たちにとりまして、大きなメリットとなるものと
思います。
メーカーの方によると、この機械により
犬の炎症反応を見るCRPに相当する
猫のSAAの測定が、年内中に可能になるとのこと。
言葉を話せない動物たちの病態をスピーディーに
把握することは、より早い治療の反映につながると思います。
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