「マロンちゃん、安らかに!」

先日17才9ヶ月で天寿を全うした
M.ダックスの女の仔「マロンちゃん」

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思い起こせば、生後9ヶ月の時に来院されてから
実に17年間ものお付き合いでした。
その間、軽い膿皮症からアレルギー性皮膚炎、
外耳炎、突然の起立不能、下痢、便秘、血便
膝の靭帯炎、皮膚のしこり切除、腎不全、心不全、
膵炎、膣炎・・・
実にたくさんの病気を患いましたが、
その度に、ご家族の愛情いっぱいの支えにより、
不死鳥のごとく乗り越えて、ここまで来れた
と思います。

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晩年は白内障で視力も低下し、耳も臭いも
ほとんど判らなくなりましたが、持ち前の明るさで
毎日を頑張っていました。
最期は、ご家族に見守られての旅立ちでした。
心よりご冥福をお祈り致します。

この仔のカルテは、実に87ページにも及びました。
ちょっとしたプチ電話帳並みで、当院の記録でもあります。
それだけ日々の生活の中での小さな変化を
見逃すことなく、早め早めに来院され、
早期に治療することができたのだと思います。

今はあちらの世界で、元気に走り回り
大好きな焼いもを頬張っていることでしょう。
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コメント

  1. マロンママ より:

    ほんと~に、長い間お世話になりました。
    松原ペットクリニックを、第二の自宅の様にさせて頂き、私達家族も本当に安心して、診て頂きました。
    最後は、私の腕の中で、眠らせてあげられて、良かったと思います。
    まだ、そこかしこに、マロンが顔を出しそうで、おかしいやら悲しいやら(笑)ですが・・
    歴代の先生方やスタッフの皆様にも、本当に感謝しています。
    岩富先生、本当にありがとうございました。

  2. 獣医師Tommy より:

    コメントありがとうございます。
    マロンちゃんは本当によく頑張りましたね。
    精一杯の看病で、ご家族の皆様も寝不足の毎日だった
    ことと察します。
    マロンはきっと、今頃はあちらでのんびりと過ごしているのでは
    ないでしょうか。
    入院室に入ると、いつものケージにいるような感覚が
    あります。
    病院でも、存在感が大きかったですから・・・。

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