もうすぐ13才になる心臓病
治療中のチワワさん(♂)が
重度の歯周病のため来院されました。
歯科治療の為に全身麻酔を
施す旨を説明した。
13才という年齢、心臓に対する
麻酔の影響を説明した。
飼い主様はそれらのリスクを
承知の上、歯科治療を希望された。
万一のことも想定の上
全身麻酔を施した。
麻酔下で口の中を診ると、
歯周病は、より重度であった。
犬歯の歯肉が赤く腫れあがり
動揺していたため、抜歯した。
抜歯痕より白緑色の膿が出てきた。
最終的には8本抜歯した。
心配していた術中の心電図モニター
や呼吸等も安定していた。
術後翌日、診察においでいただき
抜歯後のチェックを行った。
抜歯後歯肉の状態、食欲,元気さ、
心音など経過は順調であった。
それから1週間後「とても元気です」と
再度来院された。
その際「後で読んでください」とお手紙と
お菓子を頂いた。
このようなお手紙は、とても嬉しいものです。
スタッフのモチベーションもあがります。
ありがとうございました。
かれこれ動物の診療を30年以上しておりますが
飼い主様から頂く感謝の気持ち
言葉であれ、お手紙であれ
大変嬉しいものです。
それが次へのモチベーションになっています。
コメント