循環器科・呼吸器科

どんな症状でお悩みですか?
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もしこのような症状があれば、循環器や呼吸器の病気の可能性があります!

考えられる病気・疾患

犬の主な循環器科・呼吸器科の病気・疾患

犬の僧帽弁閉鎖不全症は僧帽弁(左心房と左心室の間にある逆流防止弁)がきちんと閉じなくなってしまい、血液が逆流を起こす病気です。症状は咳、ふらつき、呼吸が荒くて速い、舌の色が青紫色になる(チアノーゼ)、失神など。
代表的な犬種はチワワです。

年齢と共に病態が進行していく病気なので、日頃から健康診断を受診していただき、早期発見早期治療を行うことで、質の高い生活状態をキープできるよう考えていきたいと思います。

気管虚脱とは、犬の気管が扁平につぶれて、呼吸が困難になる病気です。 小型犬や短頭腫に多くみられますが、 大型犬でも見られることもあります。症状はゴホゴホという咳や呼吸困難、水をのむ時にむせるなどの症状が出ます。原因は遺伝的なもの、加齢、肥満、チェーンリードなど気管に負担をかけるものなどが考えられます

様々な原因により肺が炎症を起こすもの。症状は、咳、呼吸困難、食欲不振、発熱など。犬の肺炎は放って おくと生命にかかわる場合があるので、疑わしい時はすぐに 病院で受診して下さい。レントゲンや血液検査を実施し検査しています。

猫の主な循環器科・呼吸器科の病気・疾患

ネコの心臓の筋肉に異常が起きて、ポンプ機能が低下し、全身の血液循環が悪くなる病気です。
肥大型、拡張型、拘束型の3つのタイプに分けられます。肥大型が最も多く雄猫の5~7才に多くみられます。心筋症は突然死の原因となることがあります。

血栓が動脈を詰まらせて血流が阻害される病気です。
ネコの動脈血栓塞栓症の症状は、突然の強い痛み、後肢の麻痺、低体温、呼吸困難、肢端の冷感や パットの蒼白などがみられます。
多くが心疾患に関連すると言われており、左心房で血栓が形成され、それが血流に乗って移動し、塞栓してしまうこと により発生します。

猫の上部気道炎のほとんどは猫ヘルペスウイルスと猫カリシウイルスの感染が原因と言われています。
一部クラミジアによる感染もあります。

感染しているネコの鼻汁や唾液などから、鼻、口や目の粘膜を介して感染し、通常2~10日後に発症する。
野外の猫はヘルペスウイルスとカリシウイルスの混合感染することも少なくありません。

代表的な症状は、初期にくしゃみ、発熱、 鼻汁や目ヤニ、よだれ、結膜の充血など。
カリシウイルスでは口腔内に潰瘍をつくります。

循環器科・呼吸器科治療3つの特徴

各種検査による多角的な状態の把握

当院では、循環器専門医を招聘し、エコーなどにより病的を正確に把握のうえ診断し、エビデンスに基づいた治療を行っていきます。

全身もケアしながらの治療

心臓の治療の場合、生涯にわたり薬を飲んだ方が良い場合も少なからずあります。その際に心臓だけにとらわれることなく、血圧や全身の血液検査などで状態を把握していくことで、利尿剤などによる腎臓への負担なども考慮しながら治療をしています。

心不全に対する積極的な治療

原因となっている病気や症状にあわせて、血管拡張薬、心拍数や血圧を下げる薬、強心薬、利尿薬などを使用します。 塩分を抑えた食餌や運動制限により、心臓にかかる負担を減らします。

診療時間
時間帯 日祝
9:00-12:00 / /
16:00-19:00 / /
※14:00-16:00は手術・往診(予約制)
休診日 木曜・日曜祝日
診療受付 9:00~12:00 / 16:00~19:00
診療対象 犬・猫
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井の頭線東松原駅徒歩3分

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