犬の膿皮症の原因、症状、診断、治療法と予防策について獣医師が解説|世田谷区松原の松原ペットクリニック

世田谷区松原、梅丘、代田、赤堤、下高井戸、高井戸、永福町にお住まいの皆様、こんにちは。
世田谷区松原にある松原ペットクリニックの院長岩富です。
今回は犬の膿皮症の原因、症状、診断、治療法と予防策について解説いたします。

1. 犬の膿皮症の一般的な原因

犬の膿皮症は、皮膚の細菌感染症であり、以下のような原因が考えられます。


2. 膿皮症の症状と注意すべきサイン

膿皮症の初期症状を見逃さないことが重要です。
以下のような症状が見られたら、獣医師にご相談ください。


3. 犬の膿皮症の診断方法

膿皮症の診断は、獣医師による詳細な検査が必要です。
一般的な診断方法は以下の通りです。


4. 膿皮症の治療法

膿皮症の治療は、原因に応じて適切に行う必要があります。主な治療法は以下の通りです。

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5. 獣医師に相談すべきタイミング

以下のような症状が見られた場合、早急に獣医師に相談することが重要です。

早めに対処することで、重篤な症状を防ぐことができます。


6. 家庭でできる予防策

膿皮症を予防するために、家庭でできる以下の対策を実践しましょう。


7. よくある質問(FAQ)

Q1: 犬の膿皮症を予防するためにどのくらいの頻度でシャンプーすれば良いですか?
A1: 一般的には週に1回程度のシャンプーが推奨されますが、皮膚の状態によっても異なりますので、獣医師の指示に従ってください。

Q2: 膿皮症が再発しやすい犬種はありますか?
A2: 一部の犬種は膿皮症が再発しやすい傾向があります。例として、シーズーやフレンチブルドッグやゴールデンレドリバーが挙げられます。

Q3: 膿皮症の治療にかかる期間はどのくらいですか?
A3: 膿皮症の治療期間は、原因や症状の重さによりますが、一般的には2週間から1ヶ月程度かかることがあります。継続的な治療が重要です。

Q4: 犬の膿皮症は人間に感染しますか?
A4: 一部の細菌感染は人間にも感染することがありますが、通常は犬から人間への感染は稀です。衛生管理を徹底しましょう。

Q5: 膿皮症の初期症状はどのように見分けられますか?
A5: 初期症状として皮膚の赤みや腫れ、かゆみ、膿やかさぶたの形成などが見られます。早めに獣医師に相談することが大切です。


終わりに

膿皮症は早期発見・早期治療が大切です。
症状が見られた場合は、早めに獣医師に相談することをお勧めします。
愛犬が快適に過ごせるよう、日常のケアを大切にしましょう。

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